二重鋼管座屈補剛ブレース|JFEシビルの耐震・制振デバイス
製品紹介
二重鋼管座屈補剛ブレース
二重鋼管座屈補剛ブレースの特長
二重鋼管座屈補剛ブレース™は、構造的信頼性だけでなく、構造材の美しさも追求した耐震・制振ブレース。あらゆる構造の新築および耐震補強に適用でき、建物を地震から安全に守ります。
二重鋼管ブレース™は、圧縮時にも座屈することなく塑性変形し、紡錘形の安定した弾塑性履歴特性を有する引張・圧縮構造部材です。
二重鋼管ブレース™は、軸力を伝達する軸力管と軸力を伝達せず圧縮時の軸力管の全体座屈を拘束する補剛管により構成されます。接合方式には、ピン接合タイプと高力ボルト接合タイプの2種類があります。
二重鋼管ブレース™は、BAランクの筋かい材として一般財団法人日本建築センターの一般評定*を取得しています。
軸力管に低降伏点鋼管「JFE-LY100S」「JFE-LY225S」を用いた二重鋼管ブレース™は、地震時の繰返し荷重を受けても耐力低下することなくエネルギーを吸収し、建物の揺れを最小限に抑える制振ダンパーとして働きます。
*BCJ評定-ST0010-06,ST0198-03
二重鋼管座屈補剛ブレース部材姿図
部材の履歴特性(低降伏点鋼)
構造計算ソフトへの組込
二重鋼管座屈補剛ブレース™は、下記の構造計算ソフトに対応しています。
株式会社 構造システム「SNAP」「BUS-5」「BUS-6」「DOC-RC/SRC/S」「構造モデラー+NBUS7」
株式会社 構造ソフト「BUILD.一貫Ⅴ」「BUILD.耐診RC」
株式会社 構造計画研究所「RESP-D」
株式会社 NTTファシリティーズ総合研究所「SEIN La CREA」「SEIN La DANS」
ユニオンシステム株式会社「SS3」「SS7」「DynamicPRO」「3D・DynamicPRO」
株式会社マイダスアイティジャパン「midas iGen」
ピン接合型 標準部材表(一例)
耐震用:STKN400B
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耐震用・ピン接合型・標準仕様書(図面)
STKN400B
※標準仕様書(図面)のCADデータをご希望のお客様は、お問い合わせ窓口までご連絡ください。
制振用:JFE-LY225S/JFE-LY100S
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制振用・ピン接合型・標準仕様書(図面)
JFE-LY225S/JFE-LY100S
※標準仕様書(図面)のCADデータをご希望のお客様は、お問い合わせ窓口までご連絡ください。
剛接合型 標準部材表(一例)
耐震用:STKN490B/STKN400B
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耐震用・剛接合型・標準部材表(リスト)
STKN490B/STKN400B
※標準仕様書(図面)のCADデータをご希望のお客様は、お問い合わせ窓口までご連絡ください。
制振用:JFE-LY225S/JFE-LY100S
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制振用・剛接合型・標準部材表(リスト)
JFE-LY225S/JFE-LY100S
※標準仕様書(図面)のCADデータをご希望のお客様は、お問い合わせ窓口までご連絡ください。
JFE円形鋼管ブレース耐震補強工法
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(一財)日本建築総合試験所の建築技術証明を取得
(GBRC性能証明 第08-05号:平成20年7月1日) - 【工法の概要】
本工法は、一般財団法人日本建築センターの性能評価を取得している「KTブレース™」および「二重鋼管座屈補剛ブレース™」を鉄骨枠に組み込んだブレース架構を、鉄筋コンクリート造および鉄骨鉄筋コンクリート造既存建築物の内側または外側に接合し、強度と靭性を向上させる耐震補強工法、および制振効果を期待する耐震補強工法です。
【評定内容】補強形式と適用ブレース
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耐震補強工法・標準仕様書(図面)
STKN400B
※標準仕様書(図面)のCADデータをご希望のお客様は、お問い合わせ窓口までご連絡ください。
二重鋼管ブレース外付け制振補強工法二重鋼管ブレースの制振効果を期待した耐震補強工法
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(一財)日本建築総合試験所の建築技術証明を取得
(GBRC性能証明 第07-13号:平成19年7月3日) - 【特長】
・ブレース直付け工法(鉄骨枠不要)
⇒短工期・低コスト
・建物内部工事を最小限に抑える
・ブレースの配置方法により美観に配慮
・リサイクル・リユース可能な部材で構成
・費用対効果が高い施工者の一般競争入札が可能
【適用範囲】
・既存RC造/SRC造(非充腹形)
・靱制指標Fが1.0以上相当
【耐震性能評価方法】
・時刻歴応答解析またはエネルギー法
さまざまな実績をご紹介します。
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